食べちゃいけない?

カラダが本当に求めるもの、本当の「食欲」とはどうやって見極めていったらいいのか確認しましょう。

サイトマップ

食べちゃいけない?
トップ > 食べちゃいけない?

ダイエットやリバウンドの仕組みを理解していただくなかで、「食欲」は否定してはいけない、と言ってきました。そしてカラダが本当に求めるものに従い、食事をするべきだ、と。では、カラダが本当に求めるもの、本当の「食欲」とはどうやって見極めていったらいいのか。いったい何を、どのように食べたらよいのか。これらについて確認していっていただけたらと思います。

食べ物は悪者じゃない

ダイエット中は、とにかく食べ物が敵視されてしまいます。「食べること=カロリー摂取=悪いこと」という単純な方程式が、そうさせるのです。しかし、食べ物がカラダを太らせるわけではありません。正確には、カラダがエネルギーが余らせている状態が、太る原因になるのです。

ですから、特定の食事や食材が、カラダを太らせる、というのも完全な間違いであり、イメージや先入観による偏見といってもいいでしょう。

ここでは、特に悪者と見られがちな代表例3つについて、確認していきましょう。

@炭水化物

炭水化物は太る!というイメージがある人も多いのではないでしょうか。一時、ダイエットの本場であるアメリカをはじめ、日本でも低炭水化物ダイエットなるものが流行し、そういったイメージが強くすりこまれているような気がします。

ところが、これは大きな誤解を含んでいると言えるでしょう。なぜなら、炭水化物がどんな役割を果たしているかを考えてみれば、明らかだと思います。

炭水化物は、体脂肪をエネルギーに変える際の燃料としての働きがあります。つまり、炭水化物が不足すると、体脂肪をエネルギーに変えることができず、筋肉を分解してエネルギーに変えてしまいます。

これが何を意味するか、といえば、既にご紹介してきたとおりですが、カラダが危機モードに入るときと同じ状態であると同時に、筋肉が減るということは、基礎代謝が落ちる、ということにもなります。また、脳の働きにも必要不可欠なものだという、お話もしました。

つまり、炭水化物の不足は、カラダを不満にさせ、太る仕組みを刺激し、ヤセにくいカラダに変えていってしまうということなのです。

A糖分

続いて、糖分についてです。こちらも、「糖分=甘いもの=太るもの」として、とにかくダイエットにおいては敵視されているのではないでしょうか。

しかし、糖分の持つ働きをしっかりと知ってもらえれば、そのような考えは間違っていたと思っていただけるはずです。

糖分は脳にとって、欠かせない大切な栄養素です。そして、脳に満足感を与えてあげる効果が非常に高いということが知られています。そして脳(アタマ)が満足すれば、カラダにも満足感の信号が伝わることになり、危機モードとは逆の、満足モードに切り替わることにも役立つでしょう。

また、甘いものなどを程よく摂取することは、大きな欲求を満たすこととなり、ココロが大変満たされるようにもなります。このことは、無理せずダイエットを続けやすくする、ということでも見逃せない効果としてあげられるでしょう。

B塩分

最後に塩分について。こちらも、もっぱら健康志向ブームが追い風になり、塩分控えめ、なんていうのが、当たり前になってきています。 特に、女性にとっては、塩分はカラダがむくみやすくなるので、絶対注意!というレッテルまで貼られて、徹底的に排除されているように感じます。

ところが、これにもまた大きな誤解が含まれている、と言えるでしょう。

元来、塩分には、体温を上昇させ、筋肉の働きを高め、基礎代謝を向上させてくれるチカラを持っています。よく、スポーツ選手が、過酷な状況での栄養補給に塩をなめるという、という話もあるくらいですから。

また、水分と塩分はヒトの生命維持の源ということでもよく知られている、というのは皆さんもご存じではないでしょうか。

つまり、カラダに塩分が不足すると、体温が低下し、筋力が落ち、内臓の働きが悪くなるためむくみやすくなる、とも言えます。 これは、「塩分=むくむ」というイメージとは真逆ということになります。

ただし、化学精製塩においては、注意が必要です。元来の塩分の働き、というのは天然の塩が含む多くのミネラルによるものであり、塩化ナトリウムばかりの精製塩については、カラダに良いものとは言えないでしょう。

つまり、塩分そのものを悪者にする必要はない、ということはご理解いただけたのではないでしょうか。