食欲とは

わたしたちのカラダには「恒常性」というものが備わっているという話をしました。常にバランスを保とうというチカラです。

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わたしたちのカラダには「恒常性」というものが備わっているという話をしました。常にバランスを保とうというチカラです。食欲も広い意味では、この恒常性の働きによる結果としての信号だと考えられます。

食欲は味方

わたしたちはなぜお腹がすくのでしょうか?答えは簡単です。生きていくために必要だからです。食事をして、栄養を摂らないと生きていけないので、わたしたちのカラダはその信号を発しているにすぎないのです。

ところが、ダイエットに取り組むにあたって、この食欲というやつは、とかく敵視されがちであり、世の中にあふれているダイエット方法においても、この食欲を無理やりねじふせよう、というやり方のものをたくさん見かけます。

わたしたちのカラダには「恒常性」というものが備わっているという話をしました。常にバランスを保とうというチカラです。食欲も広い意味では、この恒常性の働きによる結果としての信号だと考えられます。

食欲は自分の意思ではコントロールできません。カラダ自身が感じ、発信するものです。カラダが心地よく満足していられるために、何が必要で何が不要か、をきちんと教えてくれるバロメータなのです。

そして、この食欲をごまかしたり、抑え込もうとするとどうなるでしょうか。恒常性の働きを通じて基礎代謝の低下を招き、カラダ自身が異変を感じ、満たされない状態となり、危機モードに入ってしまうのです。

つまり、食欲を否定しないこと。それは、食べたいものを食べたい時に食べるということです。素直に食欲に従うことが、ダイエットにとって実は非常に大切なことなのです。

本当の食欲

なんだか、食欲のままに食べるというのは、ダイエットとは程遠い感じがして、どんどん食べ過ぎてしまい、太ってしまうのではないか?と不安になる方もいるのではないでしょうか。

しかし、本当の食欲をきちんと理解し、それに従う食生活というのは、決して食べ過ぎるということはなく、余分なものを摂取するということもないのです。だって、カラダが必要としているものをそれに忠実に食べるだけなのですから。

しかし、気をつけていただきたいのは、従うべきは、本当の食欲だ、ということ。

つまり、本当ではない食欲、ニセモノの食欲が存在するのです。そして、このニセモノの食欲によって、わたしたちのカラダは、その意思と大きくかけ離れた方向へと、その姿を変えてしまうことがあるのです。

では、ニセモノの食欲とは何でしょうか?

ニセモノの食欲

本当の食欲というのはカラダが発信するものだと言いました。つまり、ニセモノの食欲というのは、カラダ以外のものが欲しがる食欲であり、分かりやすく言うと、アタマが欲しがる食欲、ということです。

具体的に言うと、味に対する好奇心だったり、食事を残すのは悪いことだという思いだったり、人のペースに合わせて食べてしまったり、今食べないと損をするといった判断であったり。

これらニセモノの食欲は、明らかにカラダが必要としている食欲ではない、ということがお分かりになるのではないでしょうか。

しかし、実際に、このニセモノの食欲と本当の食欲との見極めをきちんとするのは、意外と難しいことでしょう。

だって、わたしたち人間はアタマで判断を下し、アクションを起こすものですから、アタマが要求するものを肯定するクセがついているはずなのです。そして、カラダの要求するものについては、普段なかなか意識するクセがついてない、とも言えるからです。

こうした、本当の食欲をきちんと見極める方法は、この後の「食事を知る」の中で、具体的な実践方法を確認していきましょう。